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4月にお出ししましたお手紙に

「うつわの修理」を始めますとお知らせしました

色々な方々からお問い合わせを頂きました
我が家もそうですが
やっぱりお困りの方々が多いのだなと実感しております


正式な受付は7月中に出来ると思います
また、このブログで告知しますので
どうぞ宜しくお願い致します

チップ



きっかけは、自転車屋さんのパンク修理です
愛用していても、やっぱりパンクとかしちゃいますよね

だから、うつわを販売している者として
修理できたら良いなと。

お世話になっている作家さんにサービス開始にあたり
相談して、許可をとりました
陶芸家のみなさんも是非とお言葉を頂きました


僕たちはお店を始める時に、絶対、陶芸はしないと
決めていたので
少しだけ物つくりのお手伝いが出来て嬉しいです


サービス開始までに、ちゃんとした教室に通って実績を積んでと
思っていたのですが
その時間を作るのに2年ほど経過してしまったので

我流で始めます


価格は、上の写真のような欠けを
一箇所1000円でしたいと思います
(期間が経ちましたら変更になる場合もあります)

ケースバイケースだと思いますので
話し合いしながら決める場合もあると思います

我流で始める、こんな僕でよければ
器を預けて下さい


■修理の方法

最初は、食器の欠けから始めさせてください
技術が向上すれば、ヒビや、大きな欠損も繕えるようになると
思います
修理の数をこなして、色々な大切な器たちを治せるように
なりたいと思います

方法は、昔から伝わる伝統的な金継ぎです

欠けた部分に、漆を使って補修します
漆が乾いたら、純金を蒔いて完成です

天然素材なので、修理後、時間が経って口から
体内に摂取しても安全です

また、出来上がりの優しさや、温かさも魅力です

うつわの格もあがりますよね

■期間

今は新しくて手軽な材料もあるみたいですが
自分は漆を使用するので
乾燥に半年近くかかると思われます

漆は気温24度前後、湿度80%前後の環境で
乾くという性質と
乾燥にかける時間がとても大事だからです



■修理の後は

電子レンジやオーブンの使用はできなくなります

また、修理したとは言え
強度は欠ける前よりは劣りますので
洗う際に蛇口や他の食器に、その部分が当たらないように
気をつけて下さい


ご不明な事や、聞きたいことは
この記事にコメントを入れて下さいね

みなさんも同じような事を聞きたい場合に
助かります^^




大切な、お気に入りの器たちが
金継ぎすることにより、また使えるようになることは
本当に嬉しいです

ささやかですが、そのお手伝いができれば
うつわ屋冥利に尽きます

修理屋さんとしての僕の腕を、みなさんで
育てて下さい




尚、未熟者が一人で修理を担当しますので
修理できない器や
担当できる器の数の限界があります

ご理解頂けると幸いです


どうぞ宜しくお願い致します