ブログネタ
美味しい和食器 に参加中!
今年で、3回目となります

私のうつわ展。

こんな想いで始めました

毎年5人の活躍されている素敵な方。(プレゼンターさんとお呼びしています)
飲食店のオーナーだったり、美容師さんだったり、お花屋さんだったり

ジャンルを問わず、素敵な方は、素敵な生き方をされています
また素敵な想いや、仕事観をお持ちです

それを陶器を通じて形にしてみるというイベントです

シティ情報ふくおかさんとのコラボ企画になっておりまして
毎年、紙面で紹介して頂いております

今年は、9月25日発売号でプレゼンターさん
10月25日発売号で出来上がった作品と担当陶芸家
をご紹介いただきます

その後、限定にはなりますが
当店で販売もさせて頂きます


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今日は、そのプレゼンターさんのお一人をご紹介します

開店されて今年で20年の老舗、珈琲豆の焙煎をされている

焙煎屋さん(HP)

警固と、平尾に2店舗を構えられていらっしゃいます


の平山謙吉さん。
平山さん







18歳の頃出逢ったエスプレッソ
23歳で家業を継がれる事を決意されました。

それから、10年近く毎日焙煎をされて
こられました。


美味しい珈琲豆を販売する事
にとどまらず
美味しく飲んでもらえるための教室や
生産者の事も考えたフェアトレード
また、珈琲にまつわるエピソードを紹介する
フリーパーパーの発行など
若さ溢れる精力的な活動力の持ち主です

焙煎機1焙煎機2






↑調整が難しいアナログ式の焙煎機を使われています

見た目は、ふわっと優しい平山さんですが
珈琲に対する考え方や
普及活動は、随分年上の方とお話している気がしました。

同じ販売をする者として
売るだけではない姿勢が、とても勉強になりました。

店内







なかなか、言葉でお伝えできなくて
とても申し訳ないのですが。。。

ぜひ一度、お店で豆を買って
お話してみてください。


とはいえ、敷居が高くて入りにくいお店ではなく
お好きなんだろうなと思われるレコードがかかった
店内は珈琲の良い香と
居心地の良い空気が流れています
レコード1レコード2







カウンターの横には、いつも繰り返されている
生豆(なままめ)を選別するハンドピックの道具が。

お聞きすると、2人がかりで1時間かかるそうです。
腰も目も痛くなりますね

こんな気の遠くなるような丁寧な作業が
毎日行われています
ハンドピック2ハンドピック1







僕には、とても大変そうに思うのですが
平山さんは
「ハンドピックしているのを売りにはしていません」
と、さらっと言われていました。

愛され続けている豆屋さんの言葉だと思いましたよ



そんな平山さんの「私のうつわ」は
珈琲ドリッパーです。

ドリッパー1







ポットの上に乗っている、この黒い部分ですね。

普段見かけるのは、このような逆三角形のものが
多いですよね。
フィルターを通して、効率的に落ちていく
デザインだと思います。


平山さんは、見た目にも可愛いシンプルなドリッパー
をお考えでした。
ドリッパー2






↑こんな雰囲気の

スケッチ







↑こんなイメージです

見たことないですよね〜〜
とても可愛いです


もちろん、美味しく珈琲が飲める事が大前提ですので
内側はこのフォルムで、溝もちゃんと設けてもらいます
溝







**担当して頂いた陶芸家さんは、鈴木環さんです**

東京の大手デパートで個展を毎年開催されている
有名でお忙しい方に
無理を言ってしまいました!!


何度も試作を繰り返し、作って頂いた作品が
こちらです
アジダスドリッパー1







アジダスドリッパー

2〜4人分の珈琲フィルタがちょうど入ります

ガラスポットの上に置いたり
直接マグカップの上に置けます

丸い形状は、下に置くポットの大きさを幅広く
カバーしてくれるので
ご自宅のポットに合いやすいと思います


まんまるいカタチのドリッパー

見た目は可愛いですが、内側には平山さん
こだわりの仕掛けが
アジダスドリッパー2







3穴に向かって伸びる溝は、立体的になっていて
フィルターから抽出する珈琲を効率的にします

溝1つで、こんなに味が変わるんだと
テストの際に驚いたのを覚えています

アジダスドリッパー3







穴から出てきた珈琲は、脇に広がらず
下に落ちるストッパーがあります


このまま、飾っておきたいような作品です


ぜひ、店頭で手にとってご覧下さい☆